2022年がスタートしました2022.2.14

投稿2022年がスタートしました。
ブログの投稿は2020年12月を最後に、なんと丸まる一年投稿ストップしてました。
完全にコロナに負けてましたね、わたし・・・
過ぎてしまった時は戻せないけど、振り返ってくよくよせず、前に進もう!と思った年初でした。
なんて調子いい(笑)

さて、先日参加したオンライン日本酒会がとても楽しかったことを書きたいと思います。
「立春朝搾り」を飲んだことはありますか?
立春は新しい年の始まりです。
二十四節気(季節の区切り)のひとつ、立春、立夏、立秋、立冬とありますね。
社会人になってレターを書く研修で、このあたり勉強したな~。
立春は春の始まり、この二十四節気では1年の始まりとされる日です。

この立春の朝、2月4日に絞られる酒があります。「立春朝搾り」と言います。
そっか~もうそんな時期か~どうしようかと悩んでいた時に、千駄木イタリアンレストランTonoさんから
「7蔵合同立春朝搾りの会」のご案内を見つけてしまった~~なんてなんて、グッドなタイミング!

待ちに待ったお酒7本(特製ミニボトル)とTonoさんのおいしいおつまみを受け取り、開始の5時までじっと待つ。
オンラインといえども、やっぱり乾杯でボトルオープンするのが鉄則です。
乾杯は、栃木県第一酒造の島田社長より。
開華をまずは一口。爽やか、きりっと男前なお酒。
そして会は、北の蔵から順次、社長からお酒の紹介と今年の抱負をお話しいただく、主催者の外岡さんからの巧みな
進行により、出るわ出るわ、秘話(笑)

秋田県 天寿
栃木県 開華
三重県 若戎
島根県 豊の秋
岡山県 嘉美心
広島県 賀茂泉
山口健 五橋

どれも美味しく、どれも若々しいお酒。
香美心の社長が「7蔵ブレンドして飲んでるよ!」と言ったその一言で、たぶんオンラインの参加者全員が
ブレンド始めたと思います。
ほんとだ、おいしい・・味わいが丸くなる。
型にとらわれずに、自由に飲んでと言われても、どう自由にしていいのかがわからない。
にごりを燗にしたり、なんかそういうこと?なんて思っていたけど、ブレンドもそうですね。
頭やわらかく対峙しないとね(。。;)
とにかくなかなか入手しにくい立春朝搾り、7蔵も入手できて本当にありがたい!


金沢で日本酒を楽しむ2020.12.15

石川県は日本一お寿司を食べる県、とあるテレビ番組でみたとおり、金沢にはたくさんのお寿司屋さんがあります。高級すしから回転すしまで選り取り見取り。食べないわけには行きません。
水引文化の調査目的で訪問した金沢でのもうひとつの目的は地酒を堪能することです。この日は「手取川」「吉田蔵」を醸す吉田酒造で日本酒を購入し、夕食はお寿司と日本酒と決めていました。
ところが、街巡りに明け暮れお昼ご飯を食べ逃してしまった私は、夕方4時に猛烈な空腹に襲われてしまいました。金沢城を出たあたりで、本当に突然。それまでは金沢城の美しさ、真っ白に聳え立つお城とお城を守る頑丈そうでかつ整備されたお濠、手入れされた庭に見とれておりました。

突然、めまいがするほどの空腹、いったい私に何が起こったのでしょうか・・
ふらふら食べ物を探し道を彷徨っていると目の前に、BEERと看板の出ているおしゃれなカウンターバーが現れました!神の恵みよと覗いてみると、そこは立ち飲みの焼鳥屋さん「くしやき広坂通」でした。あまりの空腹でお店の写真を取り忘れましたので、こちらの金沢観光紹介サイト金沢時間さんのページからお店をご紹介

いやはや、生BEERのなんと美味しいことよ!
喉の渇きも忘れて歩き回っていたのでしょう、五臓六腑に染み渡る~久しぶりの感覚でしたね。
そして串焼きも美味しかった~梅ぐるぐる、かわ、しいたけで、BEERとハイボールをいただきました。
焼鳥の絶妙な焼き加減も良く、とても美味しく、梅ぐるぐるが気に入りましたね。

さて、この後お寿司という気分ではなくなってしまい。。どうしようかな~とマスターに日本酒をたくさん置いているお店を聞いてみました。するとカウンターの隅にいた女性のお客様が「日本酒真琴」を紹介してくださいました。金沢の代表する観光スポットひがし茶屋街にあり、お茶屋街の散策を兼ねてた立ち寄ってみてはどうかと、なんとも心をがっしりつかまれるご提案!


ご紹介くださった女性の方は「よふ葉」というカフェバーのオーナさん、さすがひと味違います。
「よふ葉」さんはあいにく休業日で、でもだからこそ、くしやき高坂通さんでお会いできたわけで、これは次回訪問はお寿司やさんと「よふ葉」さんと決まりました!

お腹も落ち着き、平常心を取り戻したので(笑)ひがし茶屋街と「日本酒真琴」さんで写真を何枚か撮りましたのでご紹介
真琴さんでは本当にたくさんの地酒をいただきました。どれもこれも美味しくて大満足、石川県おそるべし!
もちろん今日訪問できなかった手取川もいただきました。明日必ず行くぞ!

あれだけ飲んでも、まだ気が張っているのか二日酔いにはならずに、翌日は電車で金沢からJR北陸線で松任駅へ、金沢から10分くらいで到着、思ったより近くて驚きでした。事前に吉田酒造さんにお電話で売店での購入希望を伝え最寄り駅を教えていただいてました。松任駅からがタクシーで移動。タクシーの運転手さんも心得たもので他の蔵を紹介してくださりながら、吉田酒造へ移動してくれました。

念願の吉田酒造さん。お話しを聞かせてくれた吉田会長、お忙しい中ありがとうございました!
ドキュメンタリー映画「The Birth of SAKE」でも有名ですね!吉田酒造さんの酒造りをMOVIEにまとめたものです。
酒造りのドキュメンタリー、しかも外国の方が作ったものとかなり話題になりました。
日本酒好きになった人なら誰でも衝撃的な日本酒との出会いがあるはずです。手取川は私が初めて「このお酒の名前は忘れない」と思ったお酒です。もう10年以上前のことです、神楽坂のお店だったと記憶しています。この時、「石川の酒」「手取川」と2ワードが脳にインプットされました。それが手取川との出会い。米・水・酵母すべてを地産にこだわった今の吉田蔵の旨味も大好きです。地元の米、地元白山の豊富な水、金沢系酵母で地元にこだわったお酒です。石川でしか買えないお酒も吉田蔵も手取川も購入できて大満足!今は自宅で美味しくいただいております。
そんなわけで、この2泊3日の金沢旅行は本当に本当に楽しく美味しく心温まる、とっても良い旅となりました!


焼酎(ShoChu)2020.10.10

日本酒と同じく日本代表のお酒、焼酎もお酒好きとしては忘れてはならない存在です。
日本酒と焼酎の大きな違いは「醸造酒」であるか「蒸留酒」であるかの違いです。
カテゴリとして「醸造酒は、日本酒やワイン」=原材料の米やぶどう素材をそのまま溶かしている
「蒸留酒はウイスキーや焼酎、ウォッカ、ジン、白酒」=原材料が発酵して出来たものを蒸留している
とても簡単に言ってしまうとこのような説明になるかと。
要は一度気体にしているか否かです。ダイエット中には蒸留酒の方が良いと言われるのは蒸留したお酒の方が糖分が低いからです。

皆さまご存じのとおり、焼酎は芋焼酎でブレイクしましたが、おい芋だけではなく、麦、米、蕎麦、黒糖、雑穀、泡盛と多くの種類があります。
今回お話ししたいのは「米焼酎」別名「球磨焼酎」についてです。
7月に九州方面を襲った記録的な豪雨によって熊本県球磨川は大きな被害を受けました。その時はたくさんニュースに流れたのですが、これだけコロナ、コロナと騒いでいるためか、他にも様々なニュースが飛び交うせいか、数か月も経過すると球磨川の被害についてはニュースでも取り上げられなくなり、私たちの記憶も薄れてしまっているのではないでしょうか。
でもそんなに早く復旧するわけはないのです。支援サポートは継続しなければいけないとの思いがあります。

Fun酒も、一応(曲がりなりにも)酒関連商品を扱っている以上、少しでも貢献できればと思っています。
私の師匠のひとり、友田晶子先生が代表を務める「おもてなしSAKE女の会」が球磨川災害を支援しています。
球磨焼酎大使として一生懸命、焼酎を広める活動をされています。
もしこのブログを目にした方がご協力いただけたら、本当に本当に嬉しく思います。

「球磨焼酎 豪雨災害支援募金」with球磨焼酎大使&SAKE女の会

今日の午後は銀座のくまもと館で焼酎を買ってきました。
一番被害が大きかった人吉地区にある蔵の焼酎はすべて売れたそうです。こういうところ、ほんと日本人って素晴らしいなと思います!


スイス森写真展と水引2020.2.24

「都会でスイスの自然と触れ合いませんか?スイスの森、写真展をやりますよ」
、、という友人からの魅力的な案内があり、西荻窪のギャラリー寿庵に出かけてみました。

西荻窪の住宅街にひょっこり現れる、おっと目を引く佇まい、ギャラリー寿庵さん。
扉を開けると中は、深い緑、緑、そしてまた緑!

写真家ブリギット・ラットマンさん
赤毛のチャーミングな女性、スイスで森の写真家として活動していらっしゃいます。
彼女の写真は、窓からみた景色がコンセプト。病院や老人ホームなど窓の少ない建物の壁に、あたかもそこに窓があるかのように、そして窓の外に森が広がっているかのように飾られているそうです。
患者さんたちを外に自由に出られない不自由さから解放し、ストレスの軽減や癒しの効果があるんですね。

窓の外の景色、こんなだったらいいな!

私の今まで目にしてきた日本の森の緑とはちょっと違う深みのある緑色に囲まれた空間は都会の癒しの一コマ。
そこでいただくスイスワインはとても美味しく、小さな窓から降り注ぐ日光の光が緑に映えて美しく、
とっても贅沢なひとときになりました。

パーティーに必要
ワインチャーム

日本酒は広島前垣酒造「賀茂泉」の純米大吟醸を持参。 前垣氏庭園“寿延庭”の特別ラベル限定酒です。著名な庭師、重森三玲 作庭の枯山水庭園です。
新作の水引の酒キャリーバックに入れてプレゼント。水引で編んだバックは思いのほか丈夫で何度も使えるタフな作り。この作品は、カラフルなもの(みえにくいけど)ピンク、青、黄色、紫、水色、緑の6色使いです。
とても喜んでいただけて嬉しかった!

スイスワインと日本酒
水引アレンジ

都会で緑に癒され、優しい気持ちになれた楽しい休日となりました。
ブリギットさん、また写真を持って来日してくださいね。待ってます!


熟成寿司の会2020.2.10

日本酒好きはこだわり人が多いです。
日本酒を通じて知り合ったSATOさん、食事とのペアリングを熱心に探究していてとても尊敬しています。
SATOさん企画のペアリング会、前回はイタリアン(日本酒に合わせて作っていないイタリアンです)とのペアリング会に私が持ち込んだのは藤井酒造の龍勢黒ラベルと日本盛の惣花でした。生ハムやソーセージ、ボロネーゼ、オリーブに負けない日本酒は、ほどよい酸味と旨味が口の中に広がり味のバランスを作りだしました。
そして今回は熟成寿司の会。
豪華なメニュー、写真と共に紹介します。

牡蠣のなめろう(喜久泉)間違いない

ホタテひも、有馬山椒煮(澤屋まつもと)山椒と日本酒の酸味のバランスがGOOD

金目鯛握り

平スズキ握り

本まぐろ赤身漬と葉ワサビ醤油漬(日高見)日高見は万能選手です。

熟成エビのたたき握り(義侠燗がサイコー)

生サバ醤油漬けとイカ肝(奥播磨で合わせました)

白子ムース(奥鹿生酛無濾過)

中トロ(奥播磨)

アワビ柔らか煮(久保田 碧寿)

うにウニ(日高見)

あん肝スイカ奈良漬け巻き(新政)サイコー

言葉も出ません。悶絶!

お寿司を更に美味しくしてくれる日本酒たちよ、ありがとう!!
日本酒銘柄紹介
・喜久泉
・澤屋まつもと五百万石うすにごり
・鍋島 純米大吟醸山田錦45%ゴールドラベル
・久保田 碧寿
・日高見 吟醸うすにごり本生原酒
・奥播磨 純米吟醸生酒超辛黒ラベル
・義侠 純米吟醸原酒50%
・奥鹿 生もと山田錦60 無濾過生
・新政 陽乃島