水引のクリスマスツリー2019.12.12

水引で作られたクリスマスツリーが展示されている!!
これは何が何でも見に行かねばと、日曜日に見に行ってきました。
ニュースでも放映されてましたね。
東京丸の内のKITTEでのクリスマスイベント

KETTE正面フロアに入ると、吹き抜けの2階からぶら下がる1000個の白い球体が、緑や赤やピンクに様々変化するクリスマスツリー!

よ~く見るとその白い球体が水引で作られているもの。
製作過程のものが展示されていましたが、、これ作るのどれだけ大変なんだろう!って驚きでした。

KITTEさんの今回のテーマは「結ぶ、つなぐ」、水引はラグビーのユニフォームにも使われているように「結ぶ」という意味を持つ日本わ代表する伝統工芸品です。この「結ぶ・つなぐ」をたくさん使って壮大なクリスマスツリーで皆さんに元気と笑顔を与えたいということで水引のクリスマスツリーが製作されたわけです。

このツリーを製作した木下水引の木下社長に少しお話しを伺うことができました。
水引職人がひとつひとつ手作りで仕上げ、製作期間は4か月以上にも及んだということ。
球体に作る技は、なかなか難しいこと。
水引の糸の強さ、作り方、糊付けの違いによって作品にも違いが出ること。
などなど、大変勉強になりました。

水引の持つ歴史、今までの使われ方から近年はバリエーションが増え、私のようにアクセサリーや瓶飾りの製作依頼も増えているそうです。その歴史伝統は大切に守りながら、アレンジした新しい伝統を付加していくことにも
意味があると私は考えています。
簡単に作れる水引のクリスマスリースのワークショップは満席!皆さん、熱心に取り組み、出来上がった作品に喜んでいて、水引がお正月のお飾りや祝儀袋、贈答品のラッピングだけではなく、もっと広がっていく可能性を感じた充実した一日でした。

そういえば、水引を外国の方に説明するのが難しかったことを思い出しました。
日本酒もそうですが、その国の伝統文化を説明するのは日本語でも難しい!!

次回は水引の歴史を今度紹介します。(これ自分への頑張れ!!メッセです笑)