ハワイの酒蔵2020.10.10

南国ハワイでの酒造り、それは移民時代にさかのぼります。このホームページ内でも唐突にEpisodeとしてハワイの酒STORYを書いているので良かったらどうぞ(⇒こちら)。ハワイを何度か訪れ、その都度ハワイの居酒屋で日本酒を頼んで飲んでいるのに、何にも知らなかった私・・
初めてハワイでの日本酒の歴史を知った時の衝撃は今でも忘れることはできません。
そこから自国の歴史も自国の酒についても語れない自分が急に恥ずかしくなり、日本酒や日本文化の知識を深めようと悪戦苦闘しながら頑張っています。
水引を取り扱うようになったのも同じ。結婚式などで使う祝儀袋に綺麗な水引がついていることはあまりにもあまりにも普通のことで、なぜ水引が使われるようになったかなんて考えもしませんでした。

ハワイで行われている日本酒のイベントがあることもハワイで知り(笑)・・
そのイベントでハワイで酒蔵を作ろうとしている日本人がいるという噂を聞きつけ、1年がかりでオーナ兼杜氏の高橋千秋さんとお会いすることが出来ました。「やっと会えたね」・・でした!
2019年8月、ハワイの日本酒イベント「Joy of SAKE 」で初対面!!

 (Joy of SAKE のオープニングで乾杯する高橋千秋さん)

なんと嬉しいことに建設途中の蔵を見せてもらえることに。

 

なかなか進まない建設(ハワイアンタイムはのんびり)ではあったけれど、やっとオープンできる状態になった2020年3月、「さあ、これからっ!!」というときに始まったのがコロナ騒動・・・
日本から手伝いにも行かれず心配でやきもきしている人が私以外にもたくさんいると思います。
それでもさすが千秋さん、ハワイの方々がその熱意に動かされボランティアをかって出てくれているそうです。
現地の人に愛される酒蔵、愛される酒、これこそ千秋さんの求めているものですね、きっと。

日本からも熱く熱く応援しています!
たくさん色々なメディアで取り上げられているのでご存じの方も多いかと思いますが、Fun酒も大変大変熱く見守っております。
この記事を読んでくださった皆様もハワイ酒蔵 Islander Sake 応援してください!


ハワイ発日本酒イベント2019.11.18

2019年11月6日、待ちに待った大好きな日本酒のイベント「JoyofSAKE」がハワイから東京にやってきた。
今年で10年目を迎えるというこのビックイベント。品川TOCホールに今年は512種類のお酒が集合。
今は日本酒イベントが数多く開催されていますが、10年前からこの規模で開催していたのには驚きます!

JoyofSAKEで配られるパンフレットを開くと、そこにはこんなことが書いてあります。

二瓶孝夫氏に捧ぐ
生涯にわたり醸造技術の発展に寄与した功績を讃え、
JoyofSAKEはアメリカにおける日本酒造りの父、
二瓶孝夫氏にこのイベントを捧げます。

二瓶氏はハワイでの日本酒造り、醸造技術に大きく貢献した醸造研究家であり、また、ハワイの日本酒啓蒙団体「国際酒会」の初代顧問です。

国際酒会は全米日本酒歓評会を主催しており、この一般公開としてJoyofSAKEが誕生しました。日米の審査員を招き最高のコンディションの酒を一般の人にも堪能してもらいたいという思いから始まったこのイベントは、多くの蔵元の方がボランティアで協力して成り立っています。
自分の蔵のお酒とか関係なく、ずらりと並んだ日本酒を紹介するということにも、私は感動したものです。

賀茂泉の前垣副社長

いつも素敵な真澄、宮坂醸造の宮坂夫人

賀茂泉のゴディさん(左)と惣誉の河野社長(右)仲良く談笑

Islander Sakeハワイ酒造りがまた始まります

そして私もこのイベントの熱さに心打たれたひとりです。何等かの形で貢献したいという願いが叶い、ブース出店させてもらえることになりました。SAKE GOODS(お酒の小物たち)として、グラスと水引チャーム+酒造銘柄ノートの組み合わせで出店しました。

とにかく美味しいお料理とたくさんの日本酒、そして日本酒を愛する人たちに酔ってしまうこと間違いありません。次回の開催も是非チェック!みんなで行きましょう!