金沢で日本酒を楽しむ2020.12.15

石川県は日本一お寿司を食べる県、とあるテレビ番組でみたとおり、金沢にはたくさんのお寿司屋さんがあります。高級すしから回転すしまで選り取り見取り。食べないわけには行きません。
水引文化の調査目的で訪問した金沢でのもうひとつの目的は地酒を堪能することです。この日は「手取川」「吉田蔵」を醸す吉田酒造で日本酒を購入し、夕食はお寿司と日本酒と決めていました。
ところが、街巡りに明け暮れお昼ご飯を食べ逃してしまった私は、夕方4時に猛烈な空腹に襲われてしまいました。金沢城を出たあたりで、本当に突然。それまでは金沢城の美しさ、真っ白に聳え立つお城とお城を守る頑丈そうでかつ整備されたお濠、手入れされた庭に見とれておりました。

突然、めまいがするほどの空腹、いったい私に何が起こったのでしょうか・・
ふらふら食べ物を探し道を彷徨っていると目の前に、BEERと看板の出ているおしゃれなカウンターバーが現れました!神の恵みよと覗いてみると、そこは立ち飲みの焼鳥屋さん「くしやき広坂通」でした。あまりの空腹でお店の写真を取り忘れましたので、こちらの金沢観光紹介サイト金沢時間さんのページからお店をご紹介

いやはや、生BEERのなんと美味しいことよ!
喉の渇きも忘れて歩き回っていたのでしょう、五臓六腑に染み渡る~久しぶりの感覚でしたね。
そして串焼きも美味しかった~梅ぐるぐる、かわ、しいたけで、BEERとハイボールをいただきました。
焼鳥の絶妙な焼き加減も良く、とても美味しく、梅ぐるぐるが気に入りましたね。

さて、この後お寿司という気分ではなくなってしまい。。どうしようかな~とマスターに日本酒をたくさん置いているお店を聞いてみました。するとカウンターの隅にいた女性のお客様が「日本酒真琴」を紹介してくださいました。金沢の代表する観光スポットひがし茶屋街にあり、お茶屋街の散策を兼ねてた立ち寄ってみてはどうかと、なんとも心をがっしりつかまれるご提案!


ご紹介くださった女性の方は「よふ葉」というカフェバーのオーナさん、さすがひと味違います。
「よふ葉」さんはあいにく休業日で、でもだからこそ、くしやき高坂通さんでお会いできたわけで、これは次回訪問はお寿司やさんと「よふ葉」さんと決まりました!

お腹も落ち着き、平常心を取り戻したので(笑)ひがし茶屋街と「日本酒真琴」さんで写真を何枚か撮りましたのでご紹介
真琴さんでは本当にたくさんの地酒をいただきました。どれもこれも美味しくて大満足、石川県おそるべし!
もちろん今日訪問できなかった手取川もいただきました。明日必ず行くぞ!

あれだけ飲んでも、まだ気が張っているのか二日酔いにはならずに、翌日は電車で金沢からJR北陸線で松任駅へ、金沢から10分くらいで到着、思ったより近くて驚きでした。事前に吉田酒造さんにお電話で売店での購入希望を伝え最寄り駅を教えていただいてました。松任駅からがタクシーで移動。タクシーの運転手さんも心得たもので他の蔵を紹介してくださりながら、吉田酒造へ移動してくれました。

念願の吉田酒造さん。お話しを聞かせてくれた吉田会長、お忙しい中ありがとうございました!
ドキュメンタリー映画「The Birth of SAKE」でも有名ですね!吉田酒造さんの酒造りをMOVIEにまとめたものです。
酒造りのドキュメンタリー、しかも外国の方が作ったものとかなり話題になりました。
日本酒好きになった人なら誰でも衝撃的な日本酒との出会いがあるはずです。手取川は私が初めて「このお酒の名前は忘れない」と思ったお酒です。もう10年以上前のことです、神楽坂のお店だったと記憶しています。この時、「石川の酒」「手取川」と2ワードが脳にインプットされました。それが手取川との出会い。米・水・酵母すべてを地産にこだわった今の吉田蔵の旨味も大好きです。地元の米、地元白山の豊富な水、金沢系酵母で地元にこだわったお酒です。石川でしか買えないお酒も吉田蔵も手取川も購入できて大満足!今は自宅で美味しくいただいております。
そんなわけで、この2泊3日の金沢旅行は本当に本当に楽しく美味しく心温まる、とっても良い旅となりました!